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「心塾へようこそ!」留学生3人を迎え秋の入塾式を開催|神戸・虹の心塾

晴天に恵まれた9月28日、あしなが育英会の学生寮、神戸虹の心塾(以下、心塾※1)で、10月から心塾生となる留学生3人を迎え入塾式が行われました。新入塾者たちはそれぞれ、来日の喜びとこれからの生活への意気込みを語り、在塾生と職員がスピーチで歓迎しました。

日本語を学びたい、学生と交流したい 

この10月から心塾で暮らすのは、「レインボー・エクスチェンジ・プログラム(※2)」の留学生としてトルコから来たエンギンさん、「あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想」の留学生(以下、AAI生)でマダガスカル出身のヌハシニナさん、同じくAAI生でコンゴ民主共和国出身のプロスペルさんです。AAI生のふたりは、まず専門学校で日本語を学んだ後、日本の大学への進学を目指します。

 

1995年の阪神淡路大震災発生後、日本国内のみならず全世界から「遺児のために」と多くの支援が寄せられ、「神戸レインボーハウス・虹の心塾」が開設されました。その恩に報いるために、あしなが育英会は海外遺児の支援を始め、現在のレインボー・エクスチェンジ・プログラムやAAI事業へと発展しました。日本人奨学生の海外留学も盛んで、2024年度は16人が9か国に派遣されています。 

 

入塾式で、職員代表として歓迎のスピーチを行った教育事業部次長の佐藤は、海外プログラムの歴史や、心塾の4つの理念「暖かい心」「広い視野」「行動力」「国際性」に触れた後、異なるバックグラウンドや文化を持った者同士が関係性を深めるコツを、3人の留学生と、心塾生に向けて話しました。

「それは、『一緒にご飯を食べること』です。なんだ、そんなことかと言わずに、意識して実践してみてください。東南アジアとアフリカで計7年生活した私にとって、異国の大切な人たちとの交流は日々の食事と切り離せないものでした。今でも当時のことを思い浮かべるとき、必ず同じ卓を囲んで、同じ鍋からとった料理を食べながら、語らう光景がよみがえります。日本各地の名物料理や、各国の料理を塾生同士で作り合い、ふるまい合うのもいいと思います」 


佐藤次長スピーチ歓迎のスピーチをする佐藤

 
新入生3人

手前左からプロスペルさん、ヌハシニナさん、エンギンさん。在塾生にはAAI生の先輩も

 

6か月早く入塾した大学1年生からも、在塾生の先輩として、歓迎のスピーチがありました。

「みなさんの日本での生活がより豊かで実りあるものになるよう、心塾では、季節ごとの行事や日本文化に触れられるさまざまなイベント、交流の機会をたくさん用意しています。私たちは、みなさんの国や文化について知りたいと思っています。ぜひ、あなた自身のことや母国のことを、いろいろ教えてください。心塾がみなさんにとって第2の故郷になれるよう、私たちも全力でサポートします。これから一緒に、たくさんの思い出をつくっていきましょう」

 

歓迎の言葉を受けたトルコ人留学生のエンギンさんは、「日本に留学生として滞在することは、私の長年の夢でした。日本語を上達させ、良い人間関係を築いて、あしながが私を支えてくれたように、他の人を支えたいと思います。これからがとても楽しみです」と挨拶しました。

 

最後に、虹の心塾塾頭である細見から、「エンギンくんの1年間の関西大学での学びが充実したものになるよう、また、ヌハシニナさん、プロスペルくんが日本語をしっかりと学んだ後、日本の大学への進学が実現するよう、しっかりとサポートします。心塾での生活が楽しく、そして快適なものとなるよう、心塾のスタッフも一丸となって支えます。 エンギンくんの持ち前の明るさは、すぐに塾生に受け入れられて、和んだ関係性が築けると思うので、心配はしていません! ヌハシニナさんの好奇心旺盛な姿を見ていると、いろいろなことをすぐに吸収してしまいそうで、心強いです! プロスペルくんはとても真面目なで、コツコツと、やるべきことをしっかりとやる学生だな、と感じています! みなさん、心塾へウェルカム!」とスピーチを送り、入塾式を終了しました。

 

 

 

※1 心塾は、地方に住む大学奨学生の進学を生活面から支援すると同時に、あしなが育英会が運営する海外プログラムの留学生と生活を共にして、国際性や多様性を学ぶ場となっています。東京都日野市に「あしなが心塾」、兵庫県神戸市に「虹の心塾」があります。

 

※2「レインボー・エクスチェンジ・プログラム」は、遺児学生のための交換留学プログラムです。あしなが育英会が大学奨学生を海外研修生として派遣している、トルコのコジャエリ大学、インドネシアのスラバヤ大学およびIPBチルボン大学から、毎年遺児学生を受け入れています。レインボー・エクスチェンジ・プログラム生たちは1年間、広島大学と関西大学の留学生として無償で学んでおり、関西大学に通う学生は神戸虹の心塾で寮生活を送ります。今年度は、査証(ビザ)の関係でインドネシアからの派遣は見送られ、トルコからエンギンさんだけが来日しました。

投稿者

細見 伸広

高校教員として38年間勤めた後、第2の人生として、2024年にあしなが育英会へ入局。現在、学生寮「虹の心塾」(神戸)で学生の生活支援を担当している。「元気いっぱい」をモットーに、時に厳しく愛情をもって、一人ひとりの学生と接することを大切にしている。座右の銘はDo My Best!

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