【ひと】長野での募金復活に向けて|6/18(土)長野・松本・上諏訪・上田・軽井沢で実施
2022年5月から12月まで、全国47都道府県をリレーでつなぎ寄付を募るあしなが学生募金 全国募金リレー。6月18日(土)には新潟県と長野県で実施されます。
実施を前に、長野県内の大学で学ぶ大学奨学生のまりんさんを紹介します。
まりんさんの夢は養護教諭になること。そのために大学で看護師と保健師の資格取得を目指して勉強しています。現在大学2年生のまりんさんは、11歳の時に父親を肝臓がんで亡くしました。母親の収入だけで学費を捻出することが難しく、大学入学と同時にあしなが奨学金を受け始めたそうです。
まりんさんは大学1年生の6月に、あしなが学生募金事務局の一員になりました。あしなが奨学金のおかげで大学に進学することができたまりんさん。自分だけでなく、後輩にもあしなが奨学金を残していきたいと思い、活動に参加し始めました。あしながのことを、もっとたくさんの人に知って欲しい。遺児に対して関心をより多くの人に持って欲しい。支援の輪を広げたいと願い、学業の傍らあしなが運動に励んでいます。
長野県でもコロナ禍のため、2019年10月を最後に、街頭募金を実施できていません。遺児たちの未来の為には街頭募金の本格復活が急務と、まりんさんは仲間たちとミーティングを重ね、準備を進めています。
「お金がないという問題は、当人や親の力だけではどうすることも出来ません。あしながをより多くの人に知ってもらうために、活動の輪を広げるために頑張っていきます!長野の皆さん、ご協力をお願いします!」とまりんさんは力強く語ってくれました。
長野での募金は6月18日(土)に、長野駅(10-18時)、松本駅(10-17時)、上田駅(10-18時)、上諏訪駅(10-16時半)、軽井沢駅(10-17時半)で実施予定です。みなさんに街頭でお会いできるのを楽しみにしています。
また、街頭以外でもご寄付を募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在長野県内では124人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。