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学習支援サポーターが伝える「人生なんとかなる!」【LSPインタビュー vol.2】

あしなが育英会は2020年10月より、小中学生対象の学習支援「ラーニングサポートプログラム(LSP)」という取り組みを行っています。LSPでは本会奨学生の大学生が中心となり、遺児家庭の小中学生にオンラインで学習指導を主とするサポートをしています。  

◇ラーニングサポートプログラム(LSP)の詳細はこちら 

 

こんにちは!LSPインターンの吉野です。

今回は日頃よりLSPにLS(ラーニングサポーター)として参加してくれている米内愛奈さんにインタビューを行いました。

 

※LS:LRの学習サポートをしているあしなが育英会奨学生を中心とした大学生  
※LR:LSのサポートを受けている遺児家庭・障がい者家庭の小中学生

 

「コロナ禍」で自分に何かできないかと思っていた

ーーLSPに参加しようと思ったきっかけはなんですか?

きっかけはあしなが育英会からもらったメールです。

 

実は2年前、あしなが育英会の奨学生に採用され大学に入学した年に街頭募金に参加する予定だったのですが、その年の活動に体調不良で参加できませんでした。その次の年からは新型コロナウイルスの影響で募金活動そのものが実施できなくなってしまい、コロナ禍で自分に何かできないかと思っていました。その時に、育英会からのメールで紹介された新しいプログラム“LSP”の存在を知りました。

 

大学生の間になにか自分と同じ境遇にいる子どもたちにしたいとずっと思っていたので、参加しようと決めました。

 

ーーセッションの中で一番印象に残っていることはありますか?

コミュニケーションをどうとっていくかを試行錯誤したことです。LSPではインターネットでつなぐ時に、パソコンのカメラや音声をONにすることは強制していません。ですが、LRが顔や声を出さないとき、様子が分からず最初は不安でいっぱいでした。楽しくおしゃべりすることがコミュニケーションだと思い、上手く会話が続けられないことに焦りを感じていたんだと思います。

 

でも、あしなが育英会スタッフとの話し合いの中で、それもLRの自己主張のひとつだと考えるようになりました。それから、今まで一緒に講義動画をみて問題を解き、解説するというような勉強を教えることをメインに週1回学習サポートしてきたかたちを、オンラインでつないでお互いが自習する”もくもく会”というかたちに変えました。

 

これを始めてからは無理に話さなければと感じることなく、自分たちにあったかたちでお互い気持ちよくセッションができるようになったと感じています。そのせいあってか、最近は声の大きさにも変化が出てきてコミュニケーションも取りやすくなってきました。

 

ーー個別指導型の塾講師もやっている米内さんですが、塾とLSPの大きな違いはどこにあると思いますか?

塾は先生として勉強を教えることが仕事ですが、LSPは勉強を教えるというよりもむしろ、伴走しながら、子どもたちと一緒に成長できる場だと思っています。塾では、決まった時間で教えるためにしゃべり続けていますが、LSPでは私たちのペアは特にお互い勉強する時間を共有している感じです。

 

だから、LSPでは勉強を教えてあげているよりも、大学生になって勉強する時間が減った私が勉強する機会をもらっているくらいです(笑)

 

旅行が大好きで、小樽を訪れた際、とんぼ玉をつくった米内さん

未来の選択肢が多くなってほしいと願う

ーー担当している LRに伝えたいことはありますか?

まだまだなんとかなる!ということです。

 

実は、私は中学、高校時代、身体が弱く学校に行けなかった時期があったのですが、LRも理由は違いますが、現在似たような状況にいます。私も中高時代は学校にいけない時期など色々ありましたが、それでも楽しく大学生活を送っています。大学に行くことは想像できなかった私でも大学に通えているので、今の時点で将来が決まると思わないでほしいです。人生をどう歩んでいくか、どんな選択肢を与えられるかは周りの大人やLSの役割だと思っています。だから、セッションも彼の未来の選択肢がひとつでも多くなってくれればいいなと願いながらやっています。

 

彼に少しでも伝わっていればいいんですけどね~

 

ーーLSPの活動を通してなにか実生活に活きているなと感じることはありますか?

人とのご縁や出会いです。大学3年生になったので、大学の卒業論文に向けて準備をしていて、テーマを保護者が障がいを持っている世帯の子どもたちにスポットを当てようと考えています。そのきっかけになったのが、LSPを通して出会ったあしなが育英会スタッフの方です。その方と話す中で、奨学生の割合が遺児家庭だけでなく、保護者が障害を持つ子どもたちの割合が多くなってきていることを知りました。それを踏まえて、専攻の社会学の中でもっと研究したいと思い、テーマに決めました。

 

LSPを通しては、あしなが育英会のスタッフだけでなく、LSPで活躍している全国津々浦々のLSとの出会いもありました。横のつながりが増えていくのは、大学生の世界を広げる機会となります。小中学生の将来の選択肢を増やすプログラムであると同時に、大学生自身の世界も広がるのがLSPの魅力だなと感じています。

 

自分のように苦い経験をする子どもを減らしたい

ーー今後、米内さんはどんな道に進みたいですか?

いつかどこかで自分と同じ境遇にいる子どもたちを支えていたいです。

今は家族もいる地元での就職の優先順位が高いので、直接かかわることのできる方法があるかどうかわかりません。ですが、自分と同じように経済面で将来の選択肢が少なく苦い経験をする子どもたちを減らしたいという根底は変わりません。

 

ーーこれからLSPにLSとして関わりたいと思っている、迷っている人たちにメッセージをお願いします

LSPは子どもたちに対して選択肢を一個でも増やすことのできるところが魅力です! 今まで関わることのなかった人と話せるという社会勉強もできます。人生はご縁なので、ぜひ大学生は様々な経験ができるLSPに参加してみて欲しいです!

編集後記

米内さんがLSPの中で子どもたちに伝えたい実体験をもとにした熱い思いを感じることができました。

共感する部分も多く、とても貴重な時間となりました。

 

 

LSPでは、現在LS募集中です。 

LSP(ラーニングサポートプログラム)の詳細はこのページへ。 

米内さんのお話を読んで、少しでも気になった方はぜひ詳細を見てみてください。 

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