本会職員が東北福祉大学のホームページで紹介されました
本会の心のケア事業部に所属する山下職員が、母校である東北福祉大学のホームページ内「キャンパスニュース」に掲載されました。
卒業から9年、東日本大震災から10年が経ったところで、恩師に近況報告を行ったことがきっかけで今回の機会をいただきました。
自分自身の経験と、学生時代の学び、そして作文集『お空から、ちゃんとみててね。』発刊を含む東日本大震災後の活動と「グリーフサポート」のことを寄稿しました。
「グリーフ」は喪失体験によって起こる心と身体の様々な反応を、「グリーフサポート」は自分の喪失体験と丁寧に触れ合えるようにすることをいいます。本会の「心のケアの拠点」であるレインボーハウスで行うグリーフサポートのプログラムでは、同じように死別体験をした人同士が交流し、自分のグリーフと触れる時間を持ちます。
【東北福祉大学ホームページ内「キャンパスニュース」】
OB山下高文さんが携わる東日本大震災遺児作文集「お空から、ちゃんと見ててね。」出版
キャンパスニュースへの掲載がきっかけとなり、恩師のゼミに所属する総合福祉学部の学生ら 13人が「現場」での学びの時間として仙台レインボーハウスを来館し、グリーフやレインボーハウスでの活動について伝え、見学も行いました。
新型コロナウイルスの影響により、学生たちは「現場」での学びの機会がない無い中でのレインボーハウス来館でした。学生たちからは、
「子どもたちに関わるときにどんなことに気を付けていますか。」
「子どもたちがけんかしたときはどのように対応していますか。」
「レインボーハウスの建物はどんな工夫がされていますか。」
「どんな資格や経験を持ったスタッフが働いていますか。」
など、予定していた時間を過ぎるほど様々な質問 があり、学生たちの学びの意欲を強く感じた時間となりました。