【現地レポート】広島で3年ぶりの街頭募金を実施しました
5月から12月まで、全国47都道府県を繋いで寄付を募る「あしなが学生募金 全国募金リレー」。10月8日(土)には広島県と大分県、宮崎県で街頭募金が行われました。本記事では広島での募金の様子を報告します。
募金前夜の提案
「カープ戦の時は、広島駅がユニフォームで赤く染まるんです。募金で、遺児の現状、広島の魂伝えたいです」。広島県の募金リーダーが提案しました。それに呼応した事務局員が募金当日にユニフォームを着て、街頭募金に参加しました。真っ赤に燃える想いを広島県のみなさんに届けようと奮闘しました。

八丁堀
3年ぶりの募金。広島県ではそれ以前より多い5拠点で募金を実施しました。広島市の広島駅、八丁堀、パルコ前、そごう前、そして福山市の福山駅です。大学生、高校生合わせて100人以上が募金箱を持って街頭に立ちました。

広島駅での募金にはたくさんの高校生がボランティアとして参加してくれた
高校生の中には、「私たち応援団なので、声には自信があります」と、4時間近くも大きな声で呼び掛け。集まったご寄付は194万9942円。コロナ禍前の1日当たりの金額を大きく超えて約3日分が集まりました。「貯めていた小銭をもってきたの」「応援しているよ」という街頭のみなさんの声にスタッフも励まされながら1日を終えました。

そごう前での募金には、本会の支援を受けて日本に留学しているアフリカからの留学生も参加

この手作りの横断幕は、コロナ禍による3年間の休止期間の前に作られたもの。すでに卒業した先輩たちの遺児支援への思いが繋がった(そごう前)

広島パルコ前

福山駅
多くのメディアが報道
広島での募金は、下記の報道機関に報じられました。リンク先でWeb版記事をご覧いただけます。
- 10/6 中国新聞
- 10/8 RCC中国放送
- 10/8 広島テレビ
- 10/8 NHK広島放送局
- ほか募金当日は毎日新聞と読売新聞の取材を受けました
広島での街頭募金は終了しましたが、ご寄付は引き続き募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在広島県内では152人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。
あなたの支援を必要としている子どもたちがいます。
あしなが育英会では、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもや、障がいなどで親が働けない子どもを支えています。
これまであしながさんのご支援のお陰で11万人の遺児が進学の夢を実現しました。
遺児たちをそっと支援する「あしながさん」として、子どもたちを応援してくれませんか?