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京都すばる高校と100年構想生らがオンライン連携授業

写真説明:オンライン授業でアフリカ事情について活発な質疑を交わした小笹さん(上段左)、ヴィアレ職員(上段右の左側)とジョゼフさん(同右側)、すばる高校企画科2年生の代表

 

5月19日、京都府立京都すばる高校企画科とあしなが育英会によるオンライン連携授業が行われました。同校は、遠い世界の出来事を自らの問題として考える じぶんごと化プロジェクトの一環として、昨年度にも2回、本会との連携授業を行っています。
今回は新型コロナウイルス感染拡大により教育活動が停滞しているなか、「生徒たちに刺激を与え、学習意欲を高めたい」という先生方の思いを受け、ビデオ通話による少人数授業を実施。自宅学習中の企画科2年生のうち、4名の生徒が学年を代表して参加しました。

授業の目的は、本会が2021年以降に京都市伏見区向島に開塾予定の日本とアフリカの遺児のための教育施設・京都志塾を地元の方に知っていただくため、生徒たちが考えてくれた向島のお祭りでアフリカを紹介するブースの企画6案の中から、より実現可能性の高いものを選んでブラッシュアップすることです。生徒たちはアフリカ各国の歴史や文化を事前に調査したうえで、疑問に思った点について本会に質問しながら企画を再検討しました。
本会からは、アフリカの事情に詳しい当事者として、京都すばる高校企画科の卒業生でウガンダ研修経験もある大学奨学生・小笹さん、コートジボワール出身の百年構想生・ジョゼフさん、ウガンダ出身のヴィアレ職員、アフリカ事業部の徳松職員が参加し、生徒たちの疑問に答えました。
「ガーナで人気の衣服の色や柄、生地を知りたい!」「ウガンダでは大豆はどのくらいポピュラーな食べ物?」という日常生活に根差した問いかけの他、「コートジボワールの内戦が終息したきっかけ」や「南スーダン共和国の経済と学業の問題」など多彩な質問が飛び出し、生徒たちがいかに幅広い事柄に興味を持ち、積極的に学習に取り組んできたかが伺える時間になりました。

授業の後、参加した生徒から「実際に現地の方にお話を聞くのと、インターネットで調べるのでは得られるものが全然違うことを知りました。企画に繋がる具体的な情報を教えていただいて、イベントの成功が少し見えてきた気がします!​」と嬉しい感想が届きました。
未だ不安な状況が続いてはいますが、京都すばる高校の生徒の皆さんは未来を見据え、自分なりの学びを深めています。今後も引き続きオンライン授業を通じた有意義な教育機会を提供できるよう、同校との協力体制を整えていく予定です。

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