開塾25年・虹の心塾〈神戸〉で新年度がスタート

3月20日、世間よりひと足早く、学生寮「虹の心塾」（神戸市）の新年度が始まりました。大学の春休みを利用して帰省していた塾生たちが戻ってきて、寮に賑やかな声が響いています。東西にある「心塾」では毎年3月末に新入塾生を迎え入れており、上級生たちが先行して一年間の自治活動をスタートするのです。

 

この日は年に6回開催される「心塾集会」の第1回目が開かれていました。寮生活における情報共有や課題解決について話し合う、全塾生参加行事です。新年度の方針説明や新塾生長のあいさつ、昨年度あしなが海外研修に参加した塾生の帰国報告などが行われました。そのほか、チームビルディングアクティビティで、上級生同士の結束を高めました。

 

 

チームビルディングで「人間知恵の輪」の対抗戦。声を掛け合いながら、絡まった手をほどいていく

 

1999年3月に設立された「虹の心塾」は、2024年に開塾25周年を迎えます。国際学生寮として、アジアやアフリカ、中東などさまざまな国や文化圏出身の学生を受け入れてきました。これまでに298人が共に暮らし、お互いを高め合ってきました。

新たに12人の1年生を迎える2024年度も、塾生たちが共同生活を通して成長できる環境づくりを目指していきます。