100年構想候補第7期生オンラインで日本語猛勉強中!!【あしながウガンダ】
あしながウガンダでは、大学進学を目指している第7期100年構想生のサポートを継続しています。
2020年度には、あしながウガンダでは英語圏・ポルトガル語圏の国より合計15名の学生を100年構想候補生として採用し、オンラインで進学・学習支援を行ってきました。そのうち4名が日本の大学進学を目指して受験中です。
日本進学を控えている学生たち、大学では、英語で授業を受ける予定ですが、日常生活や日本でのネットワークを広げるのため、日本語の学習も今年スタートしました。日本在住の日本語教師、学生たちの出身地であるマラウイ・カメルーン・ソマリア・ガーナをオンラインでつないでの日本語グループ授業を実施しています。
学生たちは、「日本語を学ぶことは大変難しいですが、楽しみながら毎日勉強しています。特にひらがなやカタカナを発音して、覚える事は面白く、だんだん身についてきました。」といった喜びの声とともに、「漢字を覚えることはとても難しいです。構成も複雑で、公式のようなものがなく、覚えるのに苦労しています。」「日本語のアクセントが難しい!とても早く話しているように聞こえますし、話し言葉を聞き取るのに苦労しています。」といった難しさを感じる声も。
またオンラインの授業に関しては、「とても分かりやすく、一人ひとりのレベルに合わせた指導を受けています。また、毎回会話する時間もあるので、とても楽しんで学ぶことができています。」とポジティブな声が届いています。
オンライン開催のため、どうしても電波の受信状況が悪い時など、授業がうまく進まない時もありますが、授業の動画を後で視聴することで、全員が継続して学習することができています。アフリカ各国との遠隔オンラインクラスならではの課題でもありますが、あしながウガンダは、今後もオンライン学習の環境を改善し、学生たちが安定して勉強に集中できるようにサポートします。
すでに日本の大学に進学している100年構想生の先輩たちの中には、大学在学中に日本語能力試験1級などに合格している学生たちも出てきています。渡航前からしっかり日本語学習の基礎を固めて、日本での大学生活の良いスタートが切れるように、引き続き日本語学習サポートを続けていきます。