「笑顔になる子たちが増えますように」|あしながさんVOICE<24年春募金版③>
春のあしなが学生募金やその後のテレビ報道などをきっかけに、多くの「あしながさん」から、ご寄付とともに温かい応援メッセージが寄せられました。
3回にわけてご紹介してきた【あしながさんVOICE<24年春募金版>】は今回が最終回です。あしながさんが抱く想いや、遺児たちへの深い慈愛が伝わるメッセージを集めました。
※()内は表示希望名です。ウェブサイトでの公開許可をいただいたもののみ掲載しています。
「笑顔になる子たちが増えますように」
◆本当は街頭で協力したかったのですが…。会報で、いつも元気をいただいてます。そして、いつも応援しています。少しですが、これからのみなさんのお力になれればと思います。(伴 智子)
◆大変な思いをしていると思いますが、諦めないで下さい!見ている人は必ずいますから。ほんとに少しですが、募金箱に入れることができないので寄付させてもらいますね。(匿名)
◆先日、募金活動をしているところを見ました。その時は募金できず、後で、ネットで調べて知りました。自分にはこうなりたいという夢がありません。なので、今から色んな道が選べる子供たち、夢を持つ子供たちの為になればと思い、寄付させていただきました。笑顔になる子たちが増えてほしいです。(匿名)
「どんな境遇であれ、皆が等しくスタートラインに立てるように」
◆ニュースで見まして、少しだけ、寄付をさせてもらうことにしました。諦めることはない。きっと誰かの耳に入り、目に届くでしょう。その誰かさんたちの、わずかばかりずつの気持ちが、少しずつでもあなた方のもとへ届きますことを。その先に、幸多からんことを。(どこかのつばめ)
◆私自身の早期退職で育英会への寄付を中断していましたが、希望者の半分にしか奨学金が届けられていないというNHKのニュースを見て、再開を決意しました。チャンスを諦めなくて済む世の中であるよう、できる範囲で協力します。どんな境遇であれ、皆が等しくスタートラインに立てるように!!(樋口 敏也)
◆激論サミットという番組を観て、他人事のようにしていてはいけないなと思わされました。少額ではありますが、関心を持ち続ける為にも、継続的な寄付をしていきたいと思います。私も子を持つ親として、皆さまの少しでも前向きになれる明るい未来を心より応援しています。(匿名)
◆息子が小学3年の時にシングルマザーになりました。いろんな方々の支えがあり大学に進学でき、無事、社会人2年生。奨学金を返済してます。今朝NHKニュースで大変な状況を知りました。現在闘病中ですが、微力ながら恩返しができればと思います。陰ながら応援してます。1人じゃないです。(匿名)
「自分を信じて、力強く優しく生き抜いて」
◆少ないですが、何かのお役に立てたらと思っています。未来は可能性だらけなので、ぜひとも自分を信じて、力強く優しく生き抜いてください。応援しています。(河野 泰秀)
◆人生は楽しいことばかりではありませんが、たくさん学ぶ事で将来を切り開く事ができると思っています。長いようで短い人生です。なりたい自分になれるよう、充実した毎日を送れるように応援しています。(David Chamberlain)
◆私は、高校時代、母が病気で入院し、今でいうヤングケアラーでした。センター試験の1ヶ月前に母が他界し、心身共に混乱のなか、大学入試を経験しました。皆さんも、不安や負担があると思います。どうかご自身の進路や希望が叶うよう願っています。(匿名)
◆私は20歳のときに、父を日航ジャンボ機墜落事故で亡くしました。あのときの不安感、悲しみ、絶望は今でも私の心に残っています。みなさんも様々な思いで今を生きているでしょう。どこかで必ず誰かがあなたを思っていることを心に思っていてください。あなたたちの未来を祈っています。(匿名)
「あなたの人生が温かいものでありますように」
◆我が家の子も2人、あしなが奨学生でした。おかげさまで2人とも大学を卒業し、社会人として働いています。次男は今年の4月から研修医として医者への一歩を踏み出しました。皆さん大変な思いをしながら学生生活を送っていると思います。でも、その思いは自分のため、社会のためになると思います。月並みですが、無駄な努力はありません。私は子どもたちが巣立ったらあしながさんになることを目標にしてきました。この春から僅かですがあしながさんになって、皆さんを応援したいと思ってます。頑張ってください。(あっちゃん)
◆私の座右の銘は”楽しく生きる”です。あなたにも楽しく生きてもらいたいです。楽しい事を自分でたくさん見つけようとする人生でありますように。あなたの人生が温かいものでありますように。(田淵 博子)
◆私は15歳から働き始めて今73歳です。頑張ってきてよかったと思っています。今を、明日を、これからを、自分の為にある時間だと信じて、頑張ってください。(noripy)
◆色々なことがあると思いますが、自分を好きでい続けることを忘れずに社会に出てください。実りある学生生活を送れることを願います。(匿名)
あしながさんのやさしさが、遺児の学びと心を支えてくれています
街頭募金にご協力くださった方々、ウェブサイトや振込用紙、銀行送金などでご寄付くださった方々、定期継続のご寄付で支えて下さっている方々…。多くの方からのご寄付によって、「あしなが奨学金」はできています。人が人を想うやさしさと愛が詰まった奨学金で進学した遺児たちは、応援してくださるあしながさんからも多くのことを学び、成長しています。
卒業し社会に羽ばたいたOB・OGの言葉からも、あしながさんのやさしさが遺児の学びと心を支えていることがよくわかります。
>>>奨学生OB・OGメッセージ『希望のリレー』#1 ~あしなが奨学金が拓いた遺児の未来~
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学生募金活動では、日本人奨学生もアフリカ出身奨学生も、「後輩遺児のため」「遺児のおかれた環境を変えるため」との想いで取り組んでいます。国籍や文化の違いを超え、互いに刺激し合い、共に成長するあしなが奨学生たちのようすは、ウェブサイトや機関紙でご報告していきます。ぜひご覧ください。
>>>【前編】学生たちの想いよ、届け! ’24年春「あしなが学生募金」リーダーたちの声を紹介
>>>本会のアフリカ奨学生が『アフリカ系の最も影響力のある100人(40歳以下の部)』に選ばれました!
※「あしなが学生募金」をとおしていただいたご寄付は全額、「あしなが学生募金事務局」から「一般財団法人あしなが育英会」へ寄付されます。その後、ご寄付の半分を国内遺児の奨学金として、残りの半分をアフリカ出身のあしなが奨学生の奨学金等として、大切に使わせていただきます。
学生のみなさんに知ってもらいたいこと
みなさんのことを、たくさんの「あしながさん」が応援してくれています
学生のみなさんは、春の学生募金で、さまざまな「あしながさん」に出会ったと思います。しかし、募金活動の最中に、お一人おひとりのお話をゆっくりお聞きするのは難しかったのではないでしょうか。
この【あしながさんVOICE】シリーズを通して、街頭では聞けないあしながさんの想いをお届けしていきます。みなさんの目に見えないところでも多くの方が応援してくださっていることをいつでも思い出して、有意義な学校生活を過ごしてもらえたら嬉しく思います。
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あしながさんVOICE<24年春募金版>シリーズは、2024年4月から5月にウェブサイトからのご寄付とともに届いたメッセージの一部をご紹介しました。【あしながさんVOICE】に関するお問い合わせやメッセージは、寄付課までお気軽にお寄せください。学生からの残暑見舞いや年賀状へのお返事、本会宛てのお手紙なども随時お待ちしております。