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阪神・淡路大震災27年 虹の心塾で震災遺族が講話

阪神・淡路大震災の発生から27年を前にした1月16日、本会の学生寮「虹の心塾」(神戸市東灘区)で、震災のご遺族、米津勝之さんを講師に迎えた「心塾講座」が開かれ、塾生と職員合わせて24人が参加しました。

17日の震災忌当日には、塾生が芦屋市の津知公園で追悼式に参列。同公園を毎年訪れている米津さんとともに、黙とうをささげました。

体験者と非体験者が手を取り合うこと

講座は、新型コロナウイルス対策としてオンライン形式で実施。米津さんは「つなぐこと・つながること」と題して体験を語ってくださいました。

震災当時、芦屋市津知町にあった米津さんの自宅アパートは全壊し、長男の漢之(くにゆき)君(当時7歳)と、長女の深理(みり)ちゃん(同5歳)を失いました。漢之君のランドセルには、震災当日に先生に渡すはずだった「あのね帳」が入っており、前日に作ったカレーを「あした、たべるのがたのしみです」と記されていました。

 

喪失感と無力感にさいなまれていた米津さんの背中を押してくれたのは、漢之君が通っていた精道小学校の6年生が書いた作文でした。

「死んでしまうこと。それは、輝く人生を終え、他の人の心の中で、永遠に生きてゆくこと」。

その一文をきっかけに、米津さんは小学校などで自らの体験を語る活動を始めました。東日本大震災の被災地の高校生とも交流の輪を広げています。

多くの人との出会いを通し、自身がさまざまな学び、気づきを得てきたという米津さんは「体験者と非体験者が手を取り合い、その体験をまた次につなげていくことが大切」と呼びかけました。

自身と家族の体験が綴られたノンフィクション『にいちゃんのランドセル』(城島充氏著・講談社刊)を手に、経験を語る米津さん

 

意見交換の場で、塾生の大学1年、山下さんは「明日が来ることに感謝して生きていきたい」と声を詰まらせながら感想を述べました。同じく1年の南さんは「将来は幼稚園の先生を目指している。幼い子どもたちにも分かるように自分なりに考えて伝えていきたい」と語りました。

画面の先にいる塾生たちに語りかける米津さん(手前)

1月17日午前5時46分 塾生たちが黙とう

講座翌日の17日、塾生たちはそれぞれの想いを胸に津知公園へと歩きました。地震が発生した午前5時46分、米津さんや地域の人々とともに黙とうしました。そして「絆」と刻まれた慰霊碑の前で一人ひとりが献花。静かに手を合わせました。

6434人の犠牲者を悼み、地域の人々とともに祈りを捧げた

 

 

 

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