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地域の交流祭で虹の心塾生が大活躍

あしなが育英会の大学奨学生寮「虹の心塾」(神戸市東灘区)がある深江地区で11月6日、地域交流イベント「ふかえ~な祭」が開かれ、塾生が輪投げブースを出店して子どもたちを楽しませました。 
 
この祭は、地区の活性化を目的とし、まちづくりにかかわる団体や学校、PTA、婦人会などが協力して運営しています。虹の心塾も以前から、在塾留学生の出身国の料理を提供するブースを設けるなど、国際色を活かした形で参加してきました。しかし、コロナ禍で祭は2年間中止。今年は3年ぶりの開催となりました。 

 

過去の祭で中心となった塾生が卒塾してしまったため、塾生たちは祭への参加方法について話し合いを重ね、子どもたちが楽しめる無料の輪投げブースを出店することにしました。小さい子どもも投げやすい軽い輪と手作りの輪投げ台を制作し、参加賞としてさまざまな国旗をあしらったカラフルなしおりを準備。祭の当日に参加できない塾生たちも力を合わせ、制作を進めました。

 

塾生が制作したしおり

 

当日はカンボジア、インドネシア、トルコの留学生を含む6人の塾生がブースを運営。「虹の心塾」にちなんで虹を描いた手作りの輪投げ台と、実行委員会から借用した輪投げ台を並べて用意しました。開始直後から子どもたちの長い列ができ、100枚近く準備したしおりがあっという間になくなる人気ぶり。しおりがなくなった後は、輪投げの得点を競う形で楽しんでもらい、子どもを中心に300人以上が参加しました。

 

輪投げを楽しむ地域の子どもたち

 
リーダーを務めた大学1年の一平さん(19)は「周囲のサポートもあり、やりきることができて自信につながりました。子どもの笑顔を見ることができ、普段お世話になっている地域の方々にお礼の言葉をもらってうれしかった。来年もかかわりたい」と達成感に満ちた様子。副リーダーの大学2年、キムリンさん(21)=カンボジア出身=は「子どもたちが来てくれるか心配だったけれど、人気のブースになって驚きました。なにより自分自身が楽しく、成功してよかった」と笑顔で話していました。 
 
虹の心塾は今後も、さまざまな形で支えていただいている地域の方々に感謝し、地域とのつながりを大切にしていきたいと思います。

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