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(後編)日本にいながらホームステイ体験!?「まちなか留学」を実施しました!

 

今回は、1日目に引き続き「まちなか留学」2日目と3日目のレポートをお届けします。

 

前編はこちらから

 

【まちなか留学とは・・・】

HelloWorldは「世界中に1ヶ国ずつ友達がいることを当たり前に」をミッションに、日本に住む外国人のお宅にホームステイし気軽に留学体験ができる「まちなか留学」、外国人とまちを歩き英語でコミュニケーションをとりながらミッションを達成していく「まちなかロゲイニング」を提供しています。

質の高い英語学習・国際交流体験を広くあまねく提供し、子どもたちの視野を広げ、多様性への受容力のある子どもたちを育成することを目指しています。(HelloWorld株式会社より)

 

 

<2日目>

ウェルカムセレモニー

さあ、いよいよお待ちかねのホームステイ当日がやってきました!

朝、あしなが育英会本部事務所に集合し、ついにホストファミリーと対面することができました。

今回のホームステイでは、ドイツとフランス、トルコとミャンマー、イギリス、インドをルーツにするホストファミリーが子どもたちを迎えてくれました。

 

それぞれのホストファミリーも参加し、「まちなか留学」ウェルカムセレモニーを開催しました。

ウェルカムセレモニーでは、各ホストファミリーからそのご家族の紹介と挨拶があり、その後実際にホームステイをする子どもたちとの顔合わせを行いました。

初対面でも恥ずかしがらずに挨拶できるようになった子どもたちが多かったのは、昨日のロゲイニングやロールモデルカフェの成果かもしれません。

 

セレモニーを終えると早速それぞれのファミリー宅へレッツゴー!

 

 

「まちなか留学」スタート!

 

あしなが育英会本部からホストファミリー宅へは、チームごとにホストファミリーの方々と一緒に向かってもらいました。それぞれのお家に到着した後は、そのご家庭の過ごし方を楽しみました。

 

たとえば、インド人のシャルマ(Sharma)さんファミリーでは、みんなで本場のインドカレーやチャイを作って食べたり、ンドの伝統衣装「サリー」を試着したりして楽しみました。また、毎日行う大事な習慣であるお祈りは、1日5回も行っているそうで、今回ホームステイした3人も一緒に体験させてもらいました。

 

サリーの着方を丁寧に教えてくれたシャルマさん 

 

 

お祈りの習慣や文化について丁寧に説明してくれました 

 

 

シャルマさんファミリーに滞在した子どもたちに感想を聞いてみると、「思っていたよりご飯は辛くなくて、これまで食べたどのカレーよりもおいしかったです!あと1か月くらい滞在したいくらい楽しかったです!」と嬉しそうに話してくれました。

他のご家庭でも、ホストファミリーの国の文化に倣って、慣れない英語だけを使ってピザを生地から一緒に作ったり、お出かけを楽しんだりと、とても充実した時間を過ごせたようです。

 

 

 

トルコ人のホストファザー指導の下、ピザを生地から作る体験 

 

ホストマザーと一緒にイギリスの伝統的なお菓子作りに挑戦

 

 

クロージングセレモニー

楽しい時間はあっという間に過ぎ、最終日はそれぞれのホストファミリーとお別れです。

その後、全員であしなが育英会本部に集まり、「まちなか留学」クロージングセレモニーを行いました。子どもたちからは、それぞれ感じたこと・学んだことを振り返り、グループごとに話し合った内容を発表してもらいました。

 

 

グループにわかれて感想を共有しました 

 

 

発表では、

 

「これまで外国語の挨拶といえば、英語の”ハロー”しか知らなかったけど、ホストファミリーにミャンマーの挨拶も教えてもらうことができました」

 

「イギリスの建物や食文化を詳しく教えてもらい、日本とは違う調味料を使うことなどを教えてもらいました」

 

「インドの家庭では意外とナンを食べないことがわかりました」

 

などと、新たに学んだことや発見したことをたくさん共有してくれました。

 

セレモニーの最後には、参加者全員に”修了証”が渡され、無事「まちなか留学」すべてのプログラムを終えることができました。

 

「修了証」を受け取りました 

 

 

参加者の声

今回参加してくれた子どもたちから集めたアンケートの一部を紹介します。

 

「日本の伝統的なおもちゃをお渡ししたら、自分が思った以上に喜んでくれてすごく嬉しかったです。わからない単語があっても、身振り手振りで一生懸命伝えようと努力すれば伝わることを知れたので、これからも失敗を恐れずに挑戦しようと思います。(高1)」

 

「日本では、あまりたくさんのスパイスを組み合わせて使う習慣がありませんが、ホストファミリーのお料理は様々なスパイスを組み合わせて作られていて、香りも楽しめました。母国トルコやミャンマーの動画も見せてもらい、楽しかったです。(中2)」

 

楽しみながらも、それぞれに学びが多かったことがわかりました。

 

さらに、「英語をもっと勉強したいと思うようになったか」「海外に行ってみたいと思うようになったか」という質問に対して、参加者全員が「とてもそう思う」または「そう思う」と回答してくれました!

今回の体験を通して、海外や英語への興味が深まったり、広がったりしたことがよく伝わる結果となりました。

 

 

 

クロージングセレモニーでの「楽しかった人?」という質問に全員が挙手してくれました

 

 

 

あとがき

「まちなか留学」に参加し、経験したすべての出来事は、一つひとつが子どもたちにとってかけがえのない体験になったようです。コロナ禍で、海外や外国の文化を身近に感じられる機会は減りました。参加した子どもたちにとって、今回の取組みが日本にいながらも異なる文化や外国語に触れることのできる貴重な機会になったと実感しています。

現代では、インターネットを通じて外国のことや言語のことをいつでもオンラインで学べるようになりました。それでも、やはり生身の体験以上に子どもたちの力になるものはないと信じています。今回の体験を、子どもたちの今後に活かしてもらえたら嬉しいです。

 

今回、こうした素敵なプログラムと新しい学びの機会を無償で提供してくださったHelloWorldの皆様、本当にありがとうございました!

 

 

HelloWorld株式会社によるプレスリリースはこちらからご覧いただけます

 

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