秋の募金へ向けて全国の大学生たちが熱い議論-全国会議を実施
2023年9月16日(土)、17日(日)に全国から大学生たちが集まり、秋の募金活動に向けて会議をおこないました。 今日はその様子をみなさんにご紹介します。
テーマは「心を動かすリーダーになる」
東京都渋谷区「国立オリンピック記念青少年総合センター」に約80人の大学生が集まりました。「あしなが学生募金事務局」に所属している学生たちで、普段は大学に通いながらアルバイトやインターンをするなど、一般的な学生生活を送っています。他の大学生と“ちょっと違う”ところは、みんな後輩遺児たちのために強い想いで募金活動に取り組んでいること。
あしなが学生募金の活動は全国で9つのエリアに分かれており、今回、東京に集まったのは、各エリアのリーダーをしている大学生たちです。
会議のテーマは、「心を動かすリーダーになる」。
街頭での募金活動を行うにあたっては、募金中に街ゆく人に呼びかけるだけではなく、ボランティアに参加してくれる高校生や大学生への説明会を開催したり、企業の方々に協力を呼びかけたりと、誰かの心を動かす場面が多くあります。
「どうしたら多くの人たちに参加してもらい、遺児の現状を知ってもらえるのか?」ということをしっかり考えて、秋の募金活動をスタートさせよう!というねらいから、今回のテーマが設定されました。
全国会議の様子
2023年募金の全国会議に集まった大学生
夏のつどいの実施報告も
募金活動の設置拠点などについて意見を交わす
真剣に話し合う参加者たち
自分の考えを人に伝えるのは思いのほか大変
お互いの発表には真剣に耳を傾ける
あしなが育英会が取り組むアフリカ事業についても理解を深める
サブサハラ・アフリカ出身の留学生から母国の状況や志を聴く
熱い会議が情熱に火をつける
会議のプログラムは、春の募金の振り返り、これから行う秋の募金の方針確認、募金戦略のディスカッション、ボランティアを集めるための相談などで、これから各地で募金活動をしていく上で必要なことをみんなで話し合いました。また、日本の遺児の現状について意見を交わしたり、アフリカ出身留学生の話を聴いたりしながら、支援の目的や必要性についても考えました。
会議に参加した学生たちに感想を聞いてみました。
九州エリアのマネージャーを務めるすずなさん
全国で一緒に頑張っている仲間と繋がれてとても幸せでしたし、秋募金に対して今まで以上に燃えてきました!すごく意味のある時間だったので参加できたことを嬉しく思います。
初めて会議に参加した首都圏エリアのまどかさん
全国会議に行くことで、より熱意を感じられて心に響く学びが多くありました。特に、あしなが育英会の高校奨学生の平均所得の低さや、奨学金申請者の増加により、奨学金を得たくても得ることができない子供達が増えていることに衝撃を受け、現状を変えなければいけないと強く感じました。秋募金に向けて、より士気が高まったと思います。私はリーダーとして、今日の学びで得た熱を冷まさないように、他の局員へ広げて、今後の活動に生かしていきます。
最後はみんなで記念撮影をして、秋の募金を全国で成功させようと誓いを立てました。情熱に火がついた参加者たちは、各エリアで募金に取り組む大学生たちの心を動かすリーダーとして、活動を盛り上げていきます。
みんな、各地の街頭募金であしながさんにお会いできることを楽しみにしています。お時間のある方はぜひ応援にいらしてください!
2023年の秋の街頭募金
- 2023年10月21日(土)
- 2023年10月22日(日)
- 2023年10月28日(土)
- 2023年10月29日(日)
「募金には行けないけど応援したい!」という方へ
あしなが学生募金をネット募金で応援
ネット募金へのご寄付は、上記「募金の使途」のとおり、2分の1を国内遺児の奨学金として、2分の1をアフリカ遺児の奨学金として使わせていただきます。
画像クリックで募金ページが開きます
あしなが育英会への寄付で応援
ご都合に合わせたご寄付方法をご利用ください。