<来季へ始動>一人でも多くの遺児に届けたい! |学生募金役職者会議
あしなが学生募金事務局の活動は全国9つのエリアに分かれており、全体を統括する局長と局次長、エリアマネージャー(エリア区分の代表)、ユニットマネージャー(職務区分の代表)など、全国規模の街頭募金の運営を指揮する「役職者」と呼ばれる学生リーダーたちがいます。
2023年12月2日(土)、3日(日)、全国から今年と来年の「役職者」たちが東京に集合し、来季に向けた引き継ぎ会議をおこないました。会議には約20人が参加し、今年を振り返るとともに、来年の活動計画を立てました。
2024年にあしなが学生募金事務局局長を務めるのは、大隈有紗さん(大学3年生)です。
「私たちが学生団体としても、支援団体としても、リーダーシップを発揮していくことが、今後の活動のカギとなる」と語り、来季は「コロナ禍前のインパクトを取り戻す」を目標に、早めの準備を進めていくことを全員で確認しました。
今年の振り返りの時間には、全エリアの代表者から「募金活動でご支援してくださったあしながさんへの感謝の気持ちと、やりがい」が挙がりました。「自分たちが得た体験をもっとたくさんの奨学生やボランティアに伝えたい」という想いを共にし、学生募金の活動を支える局員やボランティアの募集にますます力を注いでいくことを決意しました。
中には、今回の会議で学生募金の活動が最後になる学生たちもいます。”卒業”を迎え、「あしなが学生募金の活動で学んだこと、得られた仲間の存在は、とても大きかった」と、来季を支える後輩たちにメッセージを送りました。
次回は第107回目の街頭募金となります。2024年春の開催に向け、リーダーたちの心にはすでに灯が点いています。