100年構想生と京都すばる高校生らがオンラインクイズ大会を開催
Welcome!~アフリカと向島をつなぐオンラインクイズ大会
10月25日(日)、日本とアフリカの遺児のための学生寮「京都志塾」が建設予定の京都府伏見区向島で、地元にある京都府立京都すばる高校とあしなが育英会のコラボレーション企画「Welcome! 〜アフリカと向島をつなぐオンラインクイズ大会」が開催されました。
京都すばる高校の生徒らは、昨年12月から本会との合同授業を複数回行い、アフリカと向島の人々をつなぐイベントを企画・提案してくれていました。今回はその集大成として、地域振興のための「向島まつり」でクイズ大会を実施しました。
当日はガーナ、ウガンダ、ナイジェリア出身のアフリカ遺児高等教育支援100年構想生(以下、AAI生)3名がすばる高校を訪問し、日本語でアフリカにまつわるクイズを出題。それに対してすばる高校の生徒らは京都にまつわるクイズを出題し、お互いの故郷の歴史や文化について楽しみながら学びあいました。
クイズ大会のもようはインターネットでLIVE中継され、地元施設「むかちゅうセンター」でも、たくさんの方々がクイズに参加してくださり、立ち見も出るほどの盛況となりました。
イベント本番だけでなく、前後に行われた交流会でも、自己紹介タイムやお昼ご飯、ゲームなどを通じて親交を深めたAAI生と高校生たち。帰り際に教室で談笑する姿は、国や年齢のちがいを感じさせないほど自然体で和やかでした。
京都志塾プロジェクトでは、今後も地域のコミュニティと連携しながら、向島の方々とアフリカ留学生の共生にむけて尽力します。