東日本大震災支援のオンライン活動報告会を開催。本会職員が10年間の取り組みを報告します
東日本大震災から10年の月日が流れました。大震災発生以来、全国からいただいた多くのご寄付をもとに、あしなが育英会は、津波・地震で親や家族をなくした2083人の子どもたちへ特別一時給付金を届け、心のケアの拠点「東北レインボーハウス(仙台・石巻・陸前高田)を開設。いまも東北の子どもたちと保護者に寄り添い、長期的な支援に取り組んでいます。
10年の歩みの中で多くの子どもたちが社会へ巣立ち、当時お腹にいた子は小学4年生となりました。本年2月に刊行した作文集『お空から、ちゃんと見ててね。』には、子どもたちの10年間の想いが凝縮されています。
来る10月23日、本会と近畿労働金庫、認定NPO法人ゆめ風基金が共催で東日本大震災支援のオンライン活動報告会を開催いたします。本会からは、東北レインボーハウス所長の西田、職員の山下が登壇し、震災からの10年間を振り返りながら、子どもたちとともに歩んだ本会の取り組みの一端を報告いたします。
オンラインでどなたでもご覧いただけますので、本会がどんな支援を行ってきたのか、遺児たちがいま何を思っているのかなど、是非多くの方々に知ってほしいと思っています。これからの東北・災害支援を考える機会にもなるかと思います。
「もう10年、まだ10年・東日本大震災支援定期「サポートV」報告会」
2021年10月23日(土)13時30分~15時40分(オンライン)※参加費無料
「サポートV」報告会に先立ち、ラジオ出演しました
京都のラジオ局、京都三条ラジオカフェの番組「KYOTO HAPPY NPO !」の2021年8月29日放送回に本会職員が出演しました。
多くの方々のご支援により、遺児たちに特別一時給付金を届けられた報告や、震災から10年が経って遺児たちから聞こえてきた現状など、東日本大震災発生後の活動から、今の遺児たちから感じる課題などをお話させていただきました。
また、東北での活動の土台となっている、阪神淡路大震災での経験についても触れています。
同局のウェブサイトから放送を聴くことができます。
東日本大震災支援定期「サポートV」について
近畿労働金庫(近畿ろうきん)は、地域社会との共生をめざした幅広い社会貢献活動に取り組まれている福祉金融機関です。近畿ろうきんの東日本大震災の復興支援を目的とした定期預金「サポートV」を通じた多くの預金者からのご支援は、本会の東北での活動の礎となり、子どもたちの育ちの大きな支えとなっています。