石巻レインボーハウスで工作のワークショップを行いました
1月22日(土)石巻レインボーハウスで工作のワークショップを行いました。このワークショップは三谷産業株式会社(石川県)と金沢美術工芸大学(以下、金沢美大)の学生有志の協力により、今年度で6回目の開催となりました。昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響により、対面での開催は叶いませんでしたが、石巻レインボーハウスと各所をオンラインで繋ぎ、画面越しにコミュニケーションを取りながら物づくりに取り組みました。
制作に集中
今年は「ランプシェード」「サンキャッチャー」「水引き」「スツール」を用意していただきました。
参加した子どもたちはまず、ランプシェードの中でも一番難しいクジラの形を選びました。オンラインで繋がっている学生とやり取りをしながら、パーツの向きや、はまり具合を何度も確認、調整して制作を進めました。休憩することなく、1時間半以上黙々と作業し、完成したときには子どもたちと学生たちより達成感と、緊張感からの解放が伝わってきました。
おしゃべりをしながらの制作
保護者はサンキャッチャーの制作からはじめました。色の選び方や並べ方など、どのようにしたら出来上がりの雰囲気が良くなるのか、学生とおしゃべりをしながら進めていました。「こんな制作できますか?」という質問も自然と生まれ、「来年はこんなことができたら面白いかもね」と次回への期待も高くなりました。
ワークショップの最後に、三谷産業株式会社の黒須様より「一緒に制作したかったです。来年こそは現地でお会いしましょう!」、学生メンバーと安島教授からは「オンラインでも一緒に制作している感じがしてうれしかったです」、「これまでの経験や積み重ねがあるからこそ、来年度は新しいチャレンジがしたいです」と次回への意欲を教えていただきました。
レインボーハウスでは、様々な方のご協力をいただき、子どもたちの「経験」や「チャレンジ」の機会を作っていきたいと考えています。今回のワークショップが子どもたちの「学び」や「成長」の1つとなることを願っています。