【報告】茨城で街頭募金を実施~たすきは繋がり栃木・群馬へ
5月から12月まで、全国47都道府県を繋いで寄付を募る「あしなが学生募金 全国募金リレー」。6月4日(土)には福島県と茨城県で街頭募金が行われました。茨城県の水戸駅での募金の様子を報告します。
朝10時、水戸駅では総勢約30人の学生やボランティアが一列に並び、通行人に募金を呼びかけました。すぐ側の全国行脚の大先輩である水戸黄門像に見守られながら、一日の活動がスタートしました。
2年半ぶりとなる学生の呼びかけには、多くの人が足を止めていました。
茨城での募金復活は、朝日新聞、茨城放送(Lucky FM)、茨城新聞、読売新聞の4社によって事前に報じられました。「新聞読んで応援に来たよ!」「やっと復活できてよかったね!」と、事前の報道を読んで来てくれた方も多くいました。中には長年貯めていた小銭をまとめて持ってきてくれた方、封筒にお札を入れて持ってきてくれた方もいらっしゃいました。
報道をみて来てくれたのは、ご寄付者の方だけではありません。「私もこの奨学金を受けれられますか?」と声をかけてくれた高校生がいました。その手には新聞の切り抜きが。記事を読んで、わざわざ別の市から来てくれたそうです。
スタッフが奨学金制度と申請方法の説明をすると、その高校生は「ありがとうございます!勇気を出して来てよかったです!」と喜んで帰っていきました。
街頭募金には、遺児に奨学金の存在を知らせる意味もある。そう実感させられたエピソードでした。
茨城での募金は、下記の報道機関に報じられました。リンク先でWeb記事をご覧いただけます。
・6/4 読売新聞
茨城での街頭募金は終了しましたが、ご寄付は引き続き募っています。クレジットカード、銀行振込、口座引落などでご寄付が可能です。現在茨城県内では163人の遺児が奨学金を必要としています。ご寄付で遺児の進学を支えてください。よろしくお願いします。
また、茨城の次は6月11日に栃木県の宇都宮駅(10-18時)と長野県の高崎駅(10-18時)、前橋駅(10-17時半)、伊勢崎駅(10-17時)で募金を実施します。応援をよろしくお願いします。
あなたの支援を必要としている子どもたちがいます。
あしなが育英会では、病気や災害、自死などで親を亡くした子どもや、障がいなどで親が働けない子どもを支えています。
これまであしながさんのご支援のお陰で11万人の遺児が進学の夢を実現しました。
遺児たちをそっと支援する「あしながさん」として、子どもたちを応援してくれませんか?