【後編】学生たちの想いよ、届け! ’24年春「あしなが学生募金」リーダーたちの声を紹介
4月20日(土)から始まる春の「あしなが学生募金」で、各地のエリアマネージャーを務める学生の声を紹介します!
50年以上の歴史をもつ「あしなが学生募金」は、自らも「あしなが奨学金」で進学を叶えた遺児学生が中心となり、実施している街頭募金です。学生たちは〈後輩遺児たちに奨学金を届けたい!〉という強い想いで活動しています。
北海道
私はあしなが奨学金のおかげで大学に通うことができています。
私と同じ境遇の高校生・大学生で、奨学金を利用できていない学生、金銭的な理由で進学をあきらめてしまう遺児が数多くいます。彼らが少しでも奨学金を受けられるように、募金活動を通して、この運動を社会に広めたいです。
そのためにまず北海道エリアの仲間と協力し、現地を盛り上げていきたいです。街頭で見かけた際に温かく見守っていただけるよう、精一杯呼びかけます。
東北
私が裕福とはいえない家庭から希望する大学に通い、学ぶことができているのは、支えてくださっているあしながさんのおかげです。
しかし近年、あしなが育英会の資金が賄いきれず、採用から外れて進学をあきらめてしまう学生が増えていることに危機感を感じています。支援の枠から外れてしまった学生たちにも必要な助けが行き届くよう、私たちは声を上げ続けます。
街頭募金では、ご支援してくださるあしながさんに直接会うこともできます。普段なかなか伝えることのできない感謝の気持ちを目を見て伝えたいです。
関東
私はボランティアスタッフとしてあしなが学生募金に参加しています。
サークルの説明会で遺児問題について知った際に「目を背けてはいけない重要な問題だ」と感じたことがきっかけです。この活動を通して、たくさんの夢を持った子どもたちや、夢を実現するため勉強している人々に出会うことができました。
今年も未来を担う遺児のため、街頭でたくさんの人々に遺児の声と現状を伝えていきたいと思います。自分が出会った遺児だけでなく、一人でも多くの遺児の夢を支えることを目指し、みんなと共に頑張ります。
東海
現在、数学教員になるために教育大学に通っています。大学進学が母の負担になると思っていた私は、「教員になりたい」と話すことをためらっていた時期がありました。あしながと出会えたから、夢を追いかけることができています。
資金不足により奨学生として採用できなかった子どもたちが、夢や進学をあきらめてしまう現状がとても悔しいです。一人でも多くの遺児が夢のためにまっすぐ努力できるように、募金活動に全力を注ぎます。
たくさんの仲間とあしながさんに支えられながら、街頭で自分の思いを訴えます。
関西
学生募金事務局に入ってから、私以上に助けを必要としている子どもたちがたくさんいることを知り、とても衝撃を受けました。そんな子が一人でも前に向かって進めるような社会になってほしいと思い、私は仲間と共に活動を行っています。
これまでに参加した募金では、いつも街頭の皆様の温かさを感じました。見ず知らずの私たちに応援の声をかけてくださったり、募金をしてくださる方がたくさんいます。
支援を必要とする子どもたちへ奨学金を届けるために、自分にできることを精一杯頑張ります。
首都圏
私は小学生で父を病気で亡くし、数年後に母が病気を患ってしまったことで金銭的な問題から進路について悩むことが多くありました。同じような悩みを持つ学生たちにあしなが育英会の存在を知ってもらうことで、少しでも選択の幅を増やすことができたらと考えています。
円安や物価高などの影響で、日本社会全体が緊迫した状況ですが、支援を必要としている遺児が多くいる現状も知ってほしいです。もし私たちを街頭で見かけることがありましたら、耳を傾けていただけますと幸いです。
※岩田さんは、4月13日(土)に新宿駅南口(東京都)で開催されたオープニングセレモニーでも、「あしながさん」の衣装に身を包み、春の街頭募金の第一声を上げました。
>>>【動画】春の「あしなが学生募金」オープニングセレモニーが開催されました
第107回あしなが学生募金について
日程
2024年4月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)
各日12時~18時
※実施場所によって実施日や時間が異なる場合があります。詳しくは「あしなが学生募金公式WEBサイト」の「実施場所」ページをご確認ください。
実施場所
全国約130ヵ所で実施予定です。「あしなが学生募金公式ウェブサイト」の「実施場所」のページに一覧を掲載しています。
※道路使用許可や天候等の事情で、募金当日まで変更の可能性があります。当日の朝に「あしなが学生募金WEBサイト」(下のボタン)で実施状況をご確認いただきますようお願いいたします。
募金の使いみち
あしなが学生募金で集めた募金の全額を「一般財団法人あしなが育英会」に寄付し、大切に使わせていただきます。
うち2分の1は、日本国内の病気・災害・自死(自殺)で親を亡くした子どもたちや親が障がいで働けない家庭の子どもたちのための奨学金(国内遺児の奨学金)となり、残り2分の1は、サブサハラ・アフリカ遺児の高等教育支援費となります。
「募金には行けないけど応援したい!」という方へ
あしなが学生募金をネット募金で応援
ネット募金へのご寄付は、2分の1を国内遺児の奨学金として、2分の1をアフリカ遺児の奨学金として使わせていただきます。
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あしなが育英会への寄付で応援
ご都合に合わせたご寄付方法をご利用ください。