高校奨学生向けに自己分析スタートダッシュプログラムを開催しました
2021年6月12日に、高校奨学生と保護者のための進学に関する情報発信を目的とするオンラインプラットフォーム「あしながBASE」 は、なりたい自分をみつけるサポートを高校生に行う「高校生みらいラボ」(代表 喜多恒介氏)と共同で、あしなが高校奨学生向けに「自己分析スタートダッシュプログラム」を開催しました。
プログラム中の様子
あしながBASEとは
あしなが育英会は2020年7月から高校奨学生を対象に、大学進学や進路選択をするときの土台となる情報発信や奨学生同士での交流を目的とした進学支援プログラム 「あしながBASE(以下BASE)」を運営しております。BASEは高校奨学生専用のHPを開設、SNSを活用してオンラインで先輩たち(大学奨学生)の進学事情や奨学金情報などをお届けし、進学相談会や交流会も実施しています。
高校生みらいラボとは
高校生みらいラボとは、株式会社キタイエ(所在地:埼玉県所沢市、代表者:喜多恒介)が運営する、スマホやPC一台で 日本中・世界中どこからでも参加可能なオンライン授業を提供するプログラムです。これまで延べ 1,000人以上の高校生に対して ”やりたいこと”を見つけるキャリア支援を実施してきました。
プログラム概要
高校生の「やりたいこと」を言語化し、進学において近年注目を集めている総合型選抜入試などをはじめとした多様な入試方式で進学を検討してもらうことを目標としました。このプログラムでは、家庭の事情や経済的理由で狭めてしまっている選択肢を一旦解放し、そこから自分が本当にやりたい、ワクワクできることを見つけるワークショップを高校奨学生10名を対象に行いました。。当日扱ったコンテンツの一部をご紹介していきます。
10億円ワークショップ
「あなたは4年間で10億円を使えます。ただし、4年後には消えてなくなります。つまり、 使いきらなければなりません。さて、なにをしますか?」といったお題を通して、使っても使い切れないお金があるとしたら、なにをしたいかを通してやりたいことや興味関心を見つけるワークです。
10億円ワークショップ中のスライド
職業名にとらわれずありたい姿を言語化する(鬼盛職業をつくろう!)
このセクションでは、さまざまな職業名が網羅的に書かれたワークシートを用いて、直感的に気になる職業にチェックを入れた上で、グループごとにメンターとの対話を通してこれまで本人だけでは言語化できなかったやりたいことを見出していきました。参加者からは「自分の興味のある職業を選んだあとに、どんな風に働きたい のかをイメージしたことがなかったのでとても新鮮だった」と感想が挙がりました。 ワークショップを通して、最終的に完成したのは「力がみなぎり、インスピレーションが湧き出る絵本作家」や「落ち着いてあたたかさのあるブックデザイナー」など具体的で明確で、生き生きとした将来の夢と志となりました。
プログラムを通して参加者からの声
自分がどんなことに興味があって、どんなことがやりたいと思っているのかを客観的にみることができた。また、社会の中で自分のやりたいことを実現する方法がたくさんあるという事が分かった(高校2年生)
あたたかさを感じれました。他の人と夢を語るとかコロナでできなかったのでよかったです (高校3年生)
あしながBASEでは高校奨学生のみなさんにとって進学に役立つ情報やイベントをお知らせしています。詳しくは下記webサイトをご参照ください。また、高校生みらいラボでは今回共催したプログラムの元となる「大学受験スタートダッシュプログラム」の参加を受け付けております。今回のワークショップに参加できなかった高校奨学生のみなさんも参加できますので、合わせてご検討ください。
お問い合わせ
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