あしながレインボーハウスで、1年9か月ぶりに対面のプログラムを開催しました
11月14日(日)、あしながレインボーハウス(東京都)で「かいほう日」を開催しました。昨年3月から新型コロナウイルスの感染拡大により、対面のプログラムを長らくお休みしていましたが、1年9か月ぶりに再開できました。
都内在住の遺児家庭やボランティアの参加に限定し、通常より規模を縮小した日帰りのプログラム。専門家に指導を受けたうえで感染対策をしつつ、子どもたちや保護者との久しぶりの再会を喜びました。
コロナ禍でのプログラム開催にともなう大人たちの緊張や不安をよそに、はじめから元気いっぱいの子どもたち。会わない間に大きくなった身体や、少し大人びた立ち振る舞いから、子どもたちの成長を見受けられました。保護者からは「最近まで来ていたように感じる」という声も。レインボーハウスが、参加者の皆さんにとって変わらず安心できる空間であると実感しました。
子どもたちは広いホールで鬼ごっこやバドミントンをしたり、おもちゃの鉄道を走らせたり、様々な遊びを楽しみました。子どもがボランティアスタッフにギターの演奏を披露する場面も。保護者の皆さんはお互いの生活やご家族の様子について共有しました。
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久しぶりの再会で会話がはずむ保護者たちとスタッフ
楽しいひと時はあっという間にすぎ、気がついたら帰る時間に。子どもたちからは「楽しかった」「もっと遊びたかった」「(レインボーハウスに)泊まりたい!」という感想が寄せられました。帰り際、中庭になるみかんを狩り、参加者の皆さんにご寄付でいただいた野菜とお米と一緒にお持ち帰りいただきました。
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最後はみんなでみかん狩り
あしながレインボーハウスでは、新型コロナウイルスの感染状況を確認しながら、徐々にご参加いただける地域や人数を広げてプログラムを開催してまいります。オンライン、対面問わず、これからも子どもや保護者にとって心が休まる居場所であり続けられたらと思います。