学生募金ついに復活 -新宿で2年ぶりに募金呼びかけ

12月11日（土）、あしなが育英会の大学奨学生を中心に組織される「あしなが学生募金事務局」は、東京・新宿西口で、2年ぶりとなる街頭募金の「全国オープニングセレモニー」をおこないました。

コロナ禍のため2019年10月を最後に実施を見合わせていた街頭募金ですが、本会調査（12月4日発表）での「遺児の保護者の4人に1人以上が収入ゼロ」などの衝撃的な結果を受け、学生たちが「今こそ自分たちが立ち上がる時」と全国12都市14か所での実施を決めました。

午後12時に始まったセレモニーで、学生募金事務局の代表である堀川琉事務局長（東北学院大学4年）は、「私たちは今、遺児たちの進学という希望と、保護者の子を思う気持ちを背負って街頭に立っています。遺児家庭を支えるために今できる形で街頭募金を復活させました」と、力強く募金の第一声をあげました。

堀川事務局長の呼びかけに聞き入る通行人も多かった

セレモニーには本会会長の玉井も参加し、学生たちと共に支援を呼びかけました。

セレモニー終了後は14時まで、16人の学生たちが募金を呼びかけました。

2年ぶりの街頭募金に多くの方が足を止め、募金に協力してくださいました。

協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

新宿でのセレモニーと街頭募金の様子を、NHKや共同通信などマスコミ8社が取材しました。

11日は新宿のほかに、石川県の金沢駅前でも街頭募金を行いました。

また翌12日には、北海道から九州までの全国10都市12か所で同様に募金を行います。

2年ぶりに立ち上がった学生たちを、応援いただければ幸いです。

12月12日（日）実施拠点