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ファシリテーター養成講座を開催しました

5月28日、29日の2日間「ファシリテーター養成講座」を仙台レインボーハウスで開催しました。

ファシリテーターとして、レインボーハウスで活動するためには2日間の講座受講が必要です。

 

受講者は、福祉分野での仕事や子どもの成長にかかわる仕事を目指す大学生や、自身の経験から死別を経験した子どものサポートに関心のある社会人など様々でした。

 

1日目は、お互いを知るために、自己紹介とアイスブレーキングからはじまりました。その後、「グリーフ」の基礎知識と、ファシリテーターの役割について学びました。「グリーフ」とは、喪失体験をしたときにあらわれる様々な反応であり、それはごく自然なことで病気ではないことを確認しました。

子どもたちがレインボーハウスのプログラムで自分のグリーフに丁寧に触れる経験を積み重ねるために、ファシリテーターは寄り添い方を学んでいきます。

 

自分自身を振り返るワークの様子

自分自身を振り返るワークの様子

 

2日目は、日帰りプログラムの流れを確認し、かかわり方のスキルを練習した後、子ども役とファシリテーター役に分かれ、ファシリテーターは話を聞く、一緒に遊ぶ、エネルギーを合わせるといったことを、ロールプレイ通して学んでいきました。講座の終盤には「ファシリテーターとは」の問いに、自分なりのファシリテーター像を言葉にして共有しました。

 

子ども役とファシリテーター役を決めロールプレイの様子

ロールプレイの様子

 

受講者からの声:

 

ファシリテーターは、カウンセラーでも、先生でもなく、主導権は子どもたちにあり、私たちは寄り添って見守って支える存在だと学んだ。

 

遺児の気持ちを受け止め、支えられるようになりたいと思った。

また、様々な人と接したことで、このような体験をした人もいるんだと気づけた。

 

 

 

グリーフサポートプログラムを開催するにあたって、子どもたちが安心安全の環境の中で過ごすためにファシリテーターは欠かせない存在です。

仙台レインボーハウスでの次回ファシリテーター養成講座は2022年秋を予定しています。

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