来年は良い年になりますように―心塾生が地域住民と餅つき【神戸】
活動レポート 2023.12.08
本会が運営する大学奨学生寮「虹の心塾」(神戸市東灘区)の塾生が12月3日、日吉神社(芦屋市)で行われた地域の餅つきに参加し、地域住民と交流を深めました。
日吉神社のある芦屋市津知町は、心塾がある東灘区本庄町の隣町で、阪神淡路大震災の被害が大きかった地域の一つです。神社近くの津知公園で1月17日に開かれる追悼行事には、塾生も毎年参列しています。
餅つきには、留学生1人を含む4人の塾生が参加。2024年が良い年になるように、と祈りを込めて、約23キロのもち米を順番につきました。つきあがった餅は、地域の方に教えてもらいながら一口大に切って丸め、きな粉をまぶし、あんこをつけて食べました。
生まれて初めて餅つきにチャレンジした3年生のキムリンさん(カンボジア出身)は、「最初に杵を持ったときはそんなに重くないと感じたのに、ついていると重くなり大変でした」と汗を拭っていました。
4年生の鷲田さんは「出来立てのお餅はとてもおいしかったです」と笑い、「地域の皆さんの温かさを感じました。今後も交流ができれば嬉しいです」と語りました。
つきたての餅を堪能する塾生たち