レッドボックスジャパンから生理用品のご寄付をいただきました
生理の貧困問題に取り組むチャリティ団体「レッドボックスジャパン」から、本会が運営する学生寮「あしなが心塾レインボーハウス」(東京・百草)に対して生理用品のご寄付をいただきました。
レッドボックスジャパンは、学校に無料の生理用品を詰めた赤いボックスを提供することで、
生理中の若者を支援することを目的としたイギリス発祥のチャリティー団体の日本支部です。
2017年に英国ポーツマスからスタートし、今ではヨーロッパ諸国をはじめ世界中で広まりを見せており、”Period Poverty(生理の貧困)”をなくす活動として支持されています。
日本においても、「生理の貧困」が近年、ニュースで取り上げられるようになりました。NHKの
調査によると、アルバイトができない学生たちの5人に1人が生理用品を買うのに苦労と回答しています。また、月経を経験する人たちの経済的なコストは生涯40万円以上にも及ぶと言われています。
このような課題がある中、「今後も多くの塾生が快適に生理を過ごし、自分の体と向き合えれば」と、塾で働く職員の発案からレッドボックスジャパン様へ問合せをし、今回のご寄付につながりました。
多数の女子学生が在籍し、また、心のケア事業の拠点として多くの遺児家庭の子どもたちや
お母さんが来る「あしなが心塾レインボーハウス」に無償の生理用品が設置されることで、
より安心して過ごせる施設になりました。
ご寄付をいただき、誠にありがとうございました。
学生たちから、感謝の声
「私たちの施設には多くの女子学生がおります。細かなご配慮をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。みんな喜んで使わせて頂いております。本当にありがとうございました。」
(女子寮長 田沢花梨)
「男子よりも女子が多いこの寮で、女性を理解する良いきっかけをいただけたと感謝しています。本当にありがとうございました。」
(男子寮長 新田佑)