「たとえ実現しなくても、姿勢と努力がその人間を変えていく」｜玉井義臣よりVOL. 14（後編）

コラム 2024.04.16

本会会長の玉井義臣が、「あしなが学生募金」の全国会議で学生たちに贈ったメッセージの後編です。夢や目標を尋ねながら、それに向けて努力する姿勢や、みんなの前で宣言することの大切さを説きました。

「自分で決めて、自分で仲間を作ってやっていくと、その成功体験は一生続く」

志を立てて仲間を作って、それを広げていけば、大きな経験ができるよ。

多くの人は街頭募金に立つことを嫌がってはいないけど、自分からやるのはちょっと大変だと思ってしまうのね。でも、（やってみると実は）それが楽しいことなんよね。

将来どんな仕事についても、自分で決めて、自分で仲間を作ってやっていくとね、その成功体験っていうのは一生続くんだよね。続くんやこれは、間違いなしに。そこで「恥ずかしい」とか「面倒くさい」とか何か言い訳作ってやめてしまうと、それで終わってしまう。だから、そんなもん、やらないと損やと思うよ。

あのね、みんなの前で約束するとね、その言ったことが実現しなくても、その姿勢とその努力がね、その人間を変えていくの。「恥ずかしいから言わんでおこう」とか（思うかもしれんけど）ね、それより、まあ弾みで、ハッタリで言ってしまうとね、人間がまたその方向に、体中のあらゆる機能が集中して、実現させてくの。思ったらね、発言するということ。

（今日は）みんなと会えてよかった。ハッピー。ほんと嬉しいよ。
会えるっていうのは本当に嬉しい。全国会議で志とか魂とかいうのを注入する、ひとつのきっかけが作れるのが（嬉しい）ね。あとは（みんなが）どんどん勝手にやればいい。それは期待してるし、必ずそうなるからね。

思うんだよ、それに向かって。必ずいろんな形で花が咲く。ありがとう！