「遺贈寄付ウィーク 2021」
「遺贈寄付ウィーク 2021」が9月11日よりスタート!「遺贈寄付」に関するイベントが多数開催されます
9月13日は「国際遺贈寄付の日」(International Legacy Giving Day)です。
「遺贈寄付」という言葉を初めて聞かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分の遺産を未来のために役立てたい、何か社会のために役に立つことをしたいという想いから、遺産の寄付(遺贈)をされる方が増えてきています。
9月13日(月)の国際遺贈寄付デーを中心に9月11日(土)〜9月17日(金)にかけて、日本社会での遺贈寄付の普及啓発キャンペーン、「遺贈寄付ウィーク2021」が開催されます。
https://izoukifu.jp/legacygivingweek/
寄付文化があまりないと言われていた日本ですが、1995年の阪神・淡路大震災は「ボランティア元年」とも言われ、ボランティア活動だけでなく寄付への意識が高まった年となりました。2011年の東日本大震災では、日本人の約7割が寄付をしたと言われ、「寄付元年」と呼ばれることになりました。[i]
寄付白書2017によりますと、2016年の個人寄付総額は7,756億円にものぼり、高年齢層ほど寄付者率が高い傾向があります。70歳代の男性では52.6%、女性では63%と、半数以上が寄付を行っており、社会貢献活動への意識の高さがうかがわれます。
「遺贈寄付」に対しても、40歳以上の日本人の約21%が、相続財産の一部を寄付することに関心があるという調査結果が公表されています。[ii]遺贈寄付への関心は、世代間に差がないことが下記グラフより分かります。
全国レガシーギフト協会HPよりhttps://izoukifu.jp/specialist/rise/
本会にも、相続をきっかけに遺贈寄付に関心を持った、終活の記事を読んで気になって電話したなど、若い世代からのお問い合わせも増えてきています。
しかし、「一部のお金持ちがするもので、大きな金額でないといけないのではないか」、「遺贈寄付の手続きは難しそうだ」、「現金以外の遺贈寄付も受け付けてもらえるのか」など、「遺贈寄付」に対して関心があるものの、実際にはその実現までに至っていないことも多々あるようです。
「遺贈寄付ウィーク 2021」では、専門家による遺贈寄付お役立ち情報など、多くのイベントが開催される予定です。ご自身の最期の想いを社会貢献に役立てたいとお考えの方、想いを託していただく受遺団体、また橋渡しをする士業や、信託銀行などの専門家の方々が、それぞれの立場で遺贈寄付について学ぶ1週間となります。
もっと知りたいと思われた方はぜひお問い合わせください
この記事をきっかけに遺贈寄付をもっと知りたいと思われた方はお気軽に本会までお問い合わせください。詳しい資料を送らせて頂きます。
あしなが育英会の遺贈寄付についてはこちらをご覧ください。
※あしなが育英会は「遺贈寄付ウィーク 2021」の協賛パートナー(既に遺贈寄付の受入れ体制を整えている団体)です。
(参考)
[ii] 寄付白書2011