支援した遺児の数は11万人
活動レポート 2020.11.24
1969年より本格的に始まったあしなが運動は、50年間の歴史の中で遺児に関わるあらゆる社会問題に取り組んできました。支援した遺児学生の数は約11万人にも上ります。経済的支援のみならず、心のケアやそのほか数々の成長機会の提供を通じて、彼ら彼女らの人生に変化をもたらしてきました。さらに活動範囲は日本国内にとどまらず、アフリカ49カ国の遺児支援にまで広がっています。
2019年度の奨学生総数は6,500人超え
2018年より返還不要の給付型奨学金を新設したことで、大学奨学生を中心に交付人数が増え続けています。減少傾向だった高校奨学生も増加に転じ、2019年度の奨学生総人数は過去最高の6,551人となりました。
国も大学奨学金制度を拡充しますが、成績や家計状況などの条件が厳しく、それだけですべての遺児の進学がかなうわけではありません。あしなが奨学金に対する遺児家庭の期待はさらに高まっています。