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「馬さんの背中に乗ったら気持ちよかった!」非日常体験に子どもたちが大興奮!乗馬のつどい【神戸】

神戸レインボーハウスでは2024年11月10日(日)、神戸大学馬術部のご協力により、親と死別した子どもたちを対象とした「乗馬のつどい」を開催しました。この取り組みは、阪神・淡路大震災をきっかけに、1998年から毎年継続して実施しているものです。今年は子ども15名、保護者8名が参加し、笑顔と歓声に満ちた時間を過ごしました。

阪神・淡路大震災をきっかけに始まったプログラム

阪神・淡路大震災発生後、震災で親を亡くした子どもたちのために、多くの個人や企業・団体が支援の輪を広げてくれました。神戸大学馬術部とのつながりも、そのときに出来たご縁でした。


「乗馬のつどい」は、動物と楽しく触れあえることから、毎年、人気のあるプログラムです。このイベントで初めて乗馬する子どもたちも多く、未知の体験に挑戦する機会にもなっています。さらに、自分たちを応援してくれる人との交流や、親子で同じ時間を共有する体験は、子どもたちの自尊感情を育んでくれています。

馬の背中から見る景色に大興奮

当日の朝、集合した子どもたちの顔には、緊張と期待が入り混じっていました。初めて参加した子どもたちは、これから乗る馬の大きさに少し驚いた表情。しかし、ファシリテーターや馬術部の学生たちが側に寄り添っていたので、徐々にリラックスしていきました。


子どもたちが乗った馬は、馬術部の大学生に手綱を引かれ、ゆっくりと進んで行きます。はじめは緊張顔だった子どもたちも、馬の背中から見える景色や規則正しい馬のリズムに慣れてくると、その表情には笑顔が浮かびました。乗馬中に歓声を上げたりピースをしたり、なかには「もう一回乗りたい!」とリクエストする子もおり、新鮮な体験を楽しんだ様子がうかがえました。

 

馬術部の学生のサポートで乗馬を体験 

 

参加者の声

乗馬に挑戦した子どもたちと保護者は、笑顔あふれるひとときを過ごしました。感想の一部をご紹介します。

 

子どもたち

 

乗馬はちょっと怖かったけど楽しかった。馬や小動物への餌やりがとても楽しかったです。

 

楽しかった! うさぎさんとお馬さんがかわいかった! 餌やりもやって、食べてくれるのが嬉しかった!

 

馬さんの背中に乗ったら気持ちよかった!

 

動物にごはんをあげられて嬉しかったです。ありがとうございました。

 

保護者

 

乗馬体験はなかなかできないので、子どもに体験させてあげられて嬉しかったです。子どもたちに優しく接してくださった馬術部の皆さん、ありがとうございました。

 

今まで行った動物園などでは馬に乗っても一周するだけでしたが、今回は何周も乗ることができ、子どもたちがとても楽しんでいました。

 

昨年はファシリテーターさんと一緒に馬に乗せてもらったのですが、今年は一人で挑戦でき、自信がついたようです。

 

我が子たちは何日も前からこの日を楽しみにしており、大興奮の一日でした。貴重な経験を本当にありがとうございました。

 

 

馬にニンジンをあげる体験も

社会からの多様なサポートが子どもたちの学びと成長を支えています

1998年から続いている「乗馬のつどい」は、神戸大学馬術部の全面的なご協力により実施されています。今回も、馬術部の学生さんたちが、子どもたち一人ひとりに寄り添い、馬に乗る際のサポートや、馬との接し方を丁寧に教えてくださいました。おかげで、子どもたちは、安心して新しい体験にチャレンジできました。


広く様々な方面からのサポートにより、多くの子どもたちに、心に残る貴重な体験や、新たな学びの機会を提供できています。みなさまの温かいご協力に感謝申し上げます。 

 

神戸大学馬術部ウェブサイト

(外部リンクが開きます)

 

◇◇◇

レインボーハウスのプログラムに関心のある方へ

あしなが育英会では、次の5か所にあるレインボーハウスで、親を亡くした子どもたちの心のケア(グリーフサポート)活動を行っています。子どもたち一人ひとりのグリーフ(grief:喪失に伴う様々な反応)を支えるため、子どもたちの身体の安全はもちろん、心の安心を感じてもらう環境を大切にしています。


お話を聞いてみたい方、プログラムのご参加を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。

 

 


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